人権学習(異文化理解) 12月12日(土)
【人権学習】
12月4日(金)~10日までは人権週間,10日は世界人権デーでした。
土曜授業の本日,2名の講師の方をお招きし,人権学習(異文化理解)を実施しました。
★1人目は青年海外協力隊OBによる,モルディブ派遣の体験から学んだ「国際化が進む社会の中での心構え」です。
〔モルディブの民族衣装を身にまとって講義を行いました。〕
派遣生活の中で得た,「違いを楽しむ」という教訓を教えていただきました。
また,モルディブと枕崎の意外な共通点として,カツオ漁が盛んなことが紹介されました。
★2人目は中国内モンゴル自治区出身の留学生の方による講話です。
「中国内モンゴル自治区の概要」「日本に来てよかったことと困ったこと」「みんなに伝えたいこと」を話していただきました。
〔こちらも内モンゴルの民族衣装姿で講義していただきました。〕
地震や台風などの災害がほとんどない内モンゴルから,災害の多い日本にやってきて「平穏な日々は当たり前ではなく,今を大切にすること」が大事だと気付いたとの話がありました。
また,来日して不便だと思ったりおかしいと思ったりしたことがあっても,それは日本では当たり前のことであり,それぞれの地域や国ごとの当たり前があるということに気付き「違いを受け入れるようになった」ことを教えていただきました。
〔生徒代表お礼の言葉〕
今回の講話を通して,日本と他国との文化の違いや,違いを受け入れることの大切さを学び,生徒にとって人権について深く考えてみるきっかけになったと思います。
2名の講師の先生方,本日は誠にありがとうございました。